フラット35Sは省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性など優れた住宅に対して切り入れ金利を引き下げる制度です。

フラット35S 金利引き下げ幅拡大

年0.3%から同0.6%に質の高い住宅の取得を支援

フラット35Sは省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性に優れた住宅を取得する場合フラット35の借入金利を一定期間引き下げる制度です。住宅金融支援機構は「フラット35」Sの金利引き下げ幅を年0.3%から0.6%に拡大する制度を実施しています。

当初10年間の金利を引き下げる「金利Aプラン」と当初5年間の金利を引き下げる「金利Bプラン」があります。
いずれのプランも2016年1月29日までの申し込み受付分に適用されますが、制度拡充の予算金額に達する見込みとなれば前倒しで終了することがあります。

フラット35S試算比較

フラット35S試算比較表 金利と返済 お得

各プランの適用条件

A・Bそれぞれ下記の条件を1つ以上満たすことが必要です。 新築住宅・中古住宅共通の基準です。

◯ 金利Aプラン
① 認定低炭素住宅
②「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(通称・省エネ法)」に基づく「住宅事業建築主の判断の基準(通称・トップランナー基準)」に適合する住宅(一戸建てに限る)
③ 一次エネルギー消費量等級5の住宅
④ 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3の住宅
⑤ 高齢者等配慮対策等級4以上の住宅(共同住宅の専用部分は等級3でも可)
⑥ 長期優良住宅

◯ 金利Bプラン
① 断熱等性能等級4の住宅
② 一次エネルギー消費量等級4以上の住宅
③ 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上の住宅
④ 免震建築物
⑤ 高齢者等配慮対策等級3以上の住宅
⑥ 劣化対策等級3の住宅で、かつ維持管理対策等級2以上の住宅(共同住宅等については一定の更新対策が必要)